2017年04月08日

カタクリ咲いて、春ですね〜

IMG_4557.JPG
カタクリが開花したらしい
という情報が入ったので、近所の六万騎山に行って来ました(^.^)

雪解けが早かった登り口付近で
カタクリをはじめ、早春の花々がチラホラと・・・

IMG_4538.JPG
カタクリ

IMG_4549-54f6c.JPG
コシノコバイモ

IMG_4551-dd7ca.JPG
ユキワリソウ(オオミスミソウ)

IMG_4540-faecb.JPG
タチツボスミレ

他にもキクザキイチゲやスミレサイシン、アブラチャン、スゲの仲間

南魚沼にもやっと春が来ましたね^ - ^


by みそ




posted by みそ at 10:49| Comment(0) | 日記(思いつくままに)

2017年03月27日

ナチュラルターゲットカット

陽射しが強くなり雪解けがグングン進みそうですね。
弊社の冬の休業期間も残りわずか。
外仕事が出来て嬉しいような・・・
いよいよ忙しくなってかなしいような・・・

ま、個人的感想だけで言えば
嬉しい<<<<<かなしいなんですけど
だって、まだまだ外で元気に労働する心の準備ができてないですから

「もっとユックリしたていたい(*^_^*)」
おっと余計な事を書いてしまった。

さて、この度はナチュラルターゲットカットについての考察です。

枝 ナチュラルターゲットカット.bmp

この図の緑の線の位置で切る事をナチュラルターゲットカットといいます。この位置で枝をカットすればフラッシュカットのように幹部分を余計に傷つけることはありません。
またスタブカットのように切断後枯れてしまった枝が樹皮の発生を阻害する事もありません。


枝 樹皮が伸びる.bmp

残された幹と枝の組織からは切り口を塞ぐように樹皮が伸びてきて(上図の赤色)、他の2種類の切り方より格段に早く
切り口が樹皮で覆われます。


続いて写真で説明しましょう

IMG_4377.JPG

杉です。

Aはスタブカットで塞がる事が出来ません。

比べてBは綺麗にカットしてあるので樹皮が巻き込みを初めて切り口が塞がりつつある状態。
切り口は程なく綺麗に塞がってしまうでしょう。

IMG_4307.JPG

そしてエンジュの木です。
こんな風に塞がればOKです。

どうです?
切り口が可愛く塞がって
木へのダメージが少なく見えます。

ね!(^.^)
枝を落とす際には、少し気を使って
フラッシュターゲットカットを心掛けましょう。

数回に渡り
枝の落とし方について説明してきましたが、
1つ確認しておきますと、
ナチュラルターゲットカットが一番イイと書きましたが
枝は落とさないですめばもっといいです。無闇に切り詰めたり、枝を落としたりするのは控えましょう。

枝を落とさないで健全に育つなら楽々と枝を伸ばしてやりたいですね。

ただし我々樹木医も
地下部と地上部のバランスを確保したり、風圧、雪害の予防ため枝を減らす提案をする事も珍しくないですが・・・

む?


by みそ

posted by みそ at 12:13| Comment(0) | 樹木医

2017年03月25日

軽トラで千葉

3/23、24と軽トラに乗って千葉まで行ってきました(^.^)
高速道は時速80kmまでしか出せず、片道5〜6時間、
お疲れ様でした(自分で言ってもな〜〜)

手入れをさせていただいている花見川区の「アドバンス・スタジオ」さん

相変わらず芝生が綺麗です。
IMG_4388.JPGIMG_4386-d6494.JPG


ミモザは盛りを過ぎてましたが、
鮮やかで緑の芝生に映えますね

IMG_4387.JPG

ときろで
この度の千葉行きは仕事ではなく、千葉で庭師修行中の息子の引越し手伝いでした。
この春より新潟に戻って一緒に仕事をする事に・・・

ブログ記事も書いてもらいますので、皆さま宜しくお願い致します。

おまけ
時間が余ったので葛西臨海公園を散策(^.^)

IMG_4396.JPG
バードウォッチャーの聖地なんですね〜
大きい望遠レンズをもったカメラマンが大勢いてビックリ!!

私はというと
同業者のお仕事の方に目がいってしまいます

IMG_4394.JPG
広い公園なので庭師さんが大勢作業してました。良い場所で仕事できて羨ましい。私の大好きな海もあるし。

あ、そうそう翡翠をバッチリ観察できました。

by みそ






posted by みそ at 15:29| Comment(0) | 日記(思いつくままに)

2017年03月15日

スタブカットはなぜ駄目か

枝 切り方名.bmp

Aで切るスタブカットは何故ダメなのか

ただ単に面倒くさいから枝を残して切ってしまう場合が多いと思いますが、
この枝はどうなるでしょうか?

樹種にもよりますが、枯れてしまって朽ちてしまう事が多いでしょう。

IMG_4318.JPG


こんな感じですね。
そしてこの枯れてしまった部分は次第に腐朽していきますが、
結構永い期間枯れたままの状態で残ってしまいます。

木にとってはこの切り口を早く樹皮で覆って
樹体内を保護していきたいところなんですが、
なんと枝が邪魔して覆えません。

図で説明するとこのような状態です

枝 スタブカット1.bmp

赤く囲まれている部分が枯れた枝
この枝が早く朽ちて無くなってくれればまだよいのですが、
そうはならないので、
樹皮が枯れた枝を巻き込みながら生長し(青の部分)、切り口の方に向かって伸びていきます。

しかし、切り口を覆うほどは枯れ枝も残っていてはくれず
朽ち果ててボロボロ崩れます。
仮に残ったとしても、
ほぼボロボロ・スカスカ状態で
健全な状態には決してなりません。

そして、りっぱな空洞の出来上がり
枝 スタブカット2.bmp

こうなるとダメですね〜
樹皮は枯れ枝に沿って生長し、空洞もふさがらないでしょう。
そしれ空洞には雨水は溜まり、樹皮に守られてない心材露出の状態なので病虫害も発生しやすくなります。

実物もお見せします。
IMG_4323.PNG

赤矢印のところを良く見ると、樹皮が巻き込んできているのが見えます。
まさに先ほどの図の状態。
この様になってしまうと
大穴が樹皮でふさがる事はできませんね。


おわかりいただけたでしょうか?
スタブカットは、景観上良くないだけでなく
樹木にとっても悪影響だという事を。


では、次回はお勧めナチュラルターゲットカットを
説明します。

by みそ
posted by みそ at 08:48| Comment(0) | 樹木医

2017年03月10日

フラッシュカット

枝 切り方名.bmp

A=スタブカット
B=ナチュラルターゲットカット
C=フラッシュカット

なぜBのナチュラルターゲットカットの位置で切るのが正解なのか
というか話です。

枝 ブランチカラー.bmp

赤く塗った部分に注目です!

よく見ると赤色下側の部分は膨らんでいます。
実際の木でも
殆どこのような形状をしています(中には例外もあるようですが)

この部分は枝に繋がる組織と枝より上の幹に繋がる組織が混在しており、
枝のように見えるけど、実は幹でもあるんです。

因みにこの赤色の部分はブランチカラーと呼んでいます。


*ブランチカラーだったりスタブカットだったり横文字ばっかりですが、樹木医の学問は比較的新しい分野なので
多分日本名がついてないんでしょう。
ほんと歳とってから長ったらしい横文字覚えるのも大変で、
なんとかして欲しいって
思ってます(余談ですが 笑)


この図でもう少し説明します。

枝 枯易い個所.bmp

実は厳密な意味で本来の枝というのは、
青色のところになります。(胴吹き枝は違いますが・・たぶんです)
幹が細いときに枝の分化が始まり、
木の生長ととも枝と幹が太くなり
枝の付け根がだんだん幹の中心から離れていくのでこのような形態になるんです。


先ほど書いたように青の部分は本来の枝で、
枝のように見えるそれ以外の部分は、枝であり、幹であるという
両方の組織が混在している部分になります。

従って、もしフラッシュカット(緑の線でカット)をすると
枝を切っただけでなく、
幹の組織まで傷つけることになってしまいます。


そして幹が傷ついた赤色のところでは、

本来の枝の部分よりも病原菌(主に菌類)の侵入の危険性が増え
枯死、腐朽の危険にさらされてしまいます。
(枝の部分は病原菌が幹に侵入し難いような防御反応が起こるのです)

数年後、樹皮により切り口が覆われて塞がったとしても
時すでに遅し!

実は赤色のとこから菌が幹に侵入して内部が腐朽なんて事も

そんな風になっては
木としては困ってしまいます。


ただしこの度は
太い枝を落とす際の解説です。

もし鋸やチェンソーを使わずに剪定バサミで切れるような
胴吹の細い枝の場合には、それ程神経質にならなくても大丈夫でしょう。

フラッシュカットしても
切り口はすぐに塞がるでしょうし
樹木へのダメージも少ないと思います。

ただし細い枝でも
Aスタブカットはダメですよ。
なんてったって
景観上悪すぎます。


次回は
Aの位置、スタブカットがなぜダメか(見た目以外に)をお伝えします。

(基本、ブログは携帯で書いているので
長〜い文章は苦手
細切れですみません)


by みそ










posted by みそ at 13:08| Comment(0) | 樹木医