2017年08月26日

蓮花寺の大杉

朝方に大雨だったにもかかわらず
海のお誘いがきて、つい出掛けて来ました。
が!!!
案の定激濁りで海には入れません。
あ、いや晴れているので入ってる方々はいるんですよ。ただ、我々のような魚突きには適してないってだけです。

結局柏崎から出雲崎まで海岸線を走って青島食堂のラーメン食べて帰ってきました(^.^)

IMG_5270.JPG

途中、看板に誘われて寄り道・・・
「蓮花寺の大杉」見てきました。
県指定の記念物で名前も存在も知らなかったんですが(樹木医なのにすみません)
思いの外立派な杉でビックリ !!!?

樹齢1200年、目通り9mだそうで
かなりデカイ。更に年寄りなのに枝葉は元気溌剌。
いや〜〜すごいパワーが有りますね!
IMG_5265.JPG



良いものを見たので気を良くして、十日町から南魚沼へ新しい道を通って帰ってみるか?(新規開通じゃなくて単に通った事のないって意味です)
なんて事で通ったみちが
ヤバかった。
舗装はされてるけど、脇の草が伸び放題!!
車が可哀想で可哀想で

IMG_5272.JPG
ま、何とか無事帰りついたけど
擦り傷が・・・

( ̄ヘ ̄メ)チッ

普通引き返すだろ!!!ってとこを強引に行ってしまった俺が悪いんだけどね

by みそ

posted by みそ at 16:56| Comment(0) | 樹木医

2017年03月27日

ナチュラルターゲットカット

陽射しが強くなり雪解けがグングン進みそうですね。
弊社の冬の休業期間も残りわずか。
外仕事が出来て嬉しいような・・・
いよいよ忙しくなってかなしいような・・・

ま、個人的感想だけで言えば
嬉しい<<<<<かなしいなんですけど
だって、まだまだ外で元気に労働する心の準備ができてないですから

「もっとユックリしたていたい(*^_^*)」
おっと余計な事を書いてしまった。

さて、この度はナチュラルターゲットカットについての考察です。

枝 ナチュラルターゲットカット.bmp

この図の緑の線の位置で切る事をナチュラルターゲットカットといいます。この位置で枝をカットすればフラッシュカットのように幹部分を余計に傷つけることはありません。
またスタブカットのように切断後枯れてしまった枝が樹皮の発生を阻害する事もありません。


枝 樹皮が伸びる.bmp

残された幹と枝の組織からは切り口を塞ぐように樹皮が伸びてきて(上図の赤色)、他の2種類の切り方より格段に早く
切り口が樹皮で覆われます。


続いて写真で説明しましょう

IMG_4377.JPG

杉です。

Aはスタブカットで塞がる事が出来ません。

比べてBは綺麗にカットしてあるので樹皮が巻き込みを初めて切り口が塞がりつつある状態。
切り口は程なく綺麗に塞がってしまうでしょう。

IMG_4307.JPG

そしてエンジュの木です。
こんな風に塞がればOKです。

どうです?
切り口が可愛く塞がって
木へのダメージが少なく見えます。

ね!(^.^)
枝を落とす際には、少し気を使って
フラッシュターゲットカットを心掛けましょう。

数回に渡り
枝の落とし方について説明してきましたが、
1つ確認しておきますと、
ナチュラルターゲットカットが一番イイと書きましたが
枝は落とさないですめばもっといいです。無闇に切り詰めたり、枝を落としたりするのは控えましょう。

枝を落とさないで健全に育つなら楽々と枝を伸ばしてやりたいですね。

ただし我々樹木医も
地下部と地上部のバランスを確保したり、風圧、雪害の予防ため枝を減らす提案をする事も珍しくないですが・・・

む?


by みそ

posted by みそ at 12:13| Comment(0) | 樹木医

2017年03月15日

スタブカットはなぜ駄目か

枝 切り方名.bmp

Aで切るスタブカットは何故ダメなのか

ただ単に面倒くさいから枝を残して切ってしまう場合が多いと思いますが、
この枝はどうなるでしょうか?

樹種にもよりますが、枯れてしまって朽ちてしまう事が多いでしょう。

IMG_4318.JPG


こんな感じですね。
そしてこの枯れてしまった部分は次第に腐朽していきますが、
結構永い期間枯れたままの状態で残ってしまいます。

木にとってはこの切り口を早く樹皮で覆って
樹体内を保護していきたいところなんですが、
なんと枝が邪魔して覆えません。

図で説明するとこのような状態です

枝 スタブカット1.bmp

赤く囲まれている部分が枯れた枝
この枝が早く朽ちて無くなってくれればまだよいのですが、
そうはならないので、
樹皮が枯れた枝を巻き込みながら生長し(青の部分)、切り口の方に向かって伸びていきます。

しかし、切り口を覆うほどは枯れ枝も残っていてはくれず
朽ち果ててボロボロ崩れます。
仮に残ったとしても、
ほぼボロボロ・スカスカ状態で
健全な状態には決してなりません。

そして、りっぱな空洞の出来上がり
枝 スタブカット2.bmp

こうなるとダメですね〜
樹皮は枯れ枝に沿って生長し、空洞もふさがらないでしょう。
そしれ空洞には雨水は溜まり、樹皮に守られてない心材露出の状態なので病虫害も発生しやすくなります。

実物もお見せします。
IMG_4323.PNG

赤矢印のところを良く見ると、樹皮が巻き込んできているのが見えます。
まさに先ほどの図の状態。
この様になってしまうと
大穴が樹皮でふさがる事はできませんね。


おわかりいただけたでしょうか?
スタブカットは、景観上良くないだけでなく
樹木にとっても悪影響だという事を。


では、次回はお勧めナチュラルターゲットカットを
説明します。

by みそ
posted by みそ at 08:48| Comment(0) | 樹木医