南魚沼にも春が来て、有限会社エル・グリーンは冬眠から起きました。
という訳で、本日より現場が始まりです。
春が来たとは言っても、実はまだ雪が残っているのですが、
そんな中での今日の仕事は、去年の暮れに移植したゴヨウマツの
樹勢回復処置です。
去年の移植作業状況こちら
嫌な予感が的中で、かなり危険な状況です。
というか、1本は緑の葉っぱがほんの少し残っているだけです。
なんとか復活して根付いて欲しいとの思いで
今日は活力剤を樹幹注入して、根元にも散布しました。
メネデ−ル100倍液を根元に散布
こちらはドリルで幹に穴をあけて活力剤を樹幹注入
幹に穴をあけるのは樹勢が弱る原因となりますが、枯れてしまうよりはよっぽどマシという判断です。
枯れずに無事に生き延びてくれさえすれば、穴はそのうちに樹皮に塞がれるはず。
1枚目の写真を見てもらえばわかると思いますが、
いくら樹木医でもこの度はかなり厳しい。
幹の先っちょのほうの枝にはまだ緑の葉が残っているので、その葉っぱだけでもなんとか生き伸びてもらえれば・・・と思っています。
枝先が緑っていうことは、根からの養水分の吸収作用が起きている(始まっている)証拠かな??って
淡い期待です。
by みそ